〜どっちだよ!つっこみたくなるけど、実は投資家が肝に銘じておくべき金言〜
本日4月8日(火)の東京市場は、日経平均株価が前日比1,876円高
日経新聞では、『前日の最大の売り局面を通過したとの見方が浮上』との解説
株価下落の不安で、ブルーな気持ちになっていた昨日から一転、今日は大幅高で、すこし気分が晴れた
昨日までは『株価下落はまだまだ続きそう。買うのはやめて様子見しよう』と思ってたのに、今日は真逆の展開で大幅高。
ホストかよ!って突っ込みたくなるほど、相場は巧みに弄んでくる
ここ一年の間で、同じような株高局面があったけど、その時は『底値は抜けた。ここは買いだ!』と意気揚々、手持ち資金をフル投入して株を買ったところ、見事に下落しはじめ、結局は泣く泣く損切りするハメに
あの時の苦い記憶が頭をよぎる
株価って、ほんと天邪鬼・・
相場に振り回され傷心する中、心を癒してくれるよう相場格言はないかと、グーグル先生に聞いてみる
もうはまだなり まだはもうなり
この格言を日本証券業協会のホームページで発見
解説では、『もう底だと思えるようなときは、まだ下値があるのではないかと一応考えてみて、反対に、まだ下がるのではないかと思うときは、もうこのへんが底かもしれないと反省してみてはどうか』とのこと。
『格言のくせに!どっちやねん!』とつっこみたくなる頼りなさ
でも、よくよく考えると、実は大切なことを教えてくれてる気がする
『もうはまだなり・・』なんて言い方すればカッコ良さげに聞こえるけど、結局は『株価なんて上がると思ったら下がることだってある。下がると思ったら上がることだってあるんだよ』って言ってるだけ
それを聞いた多くの投資家が『だよね〜』と共感したからこそ、今でも心に染みる格言として残っているんだと思う
そこから導きだせる答えは、『多くの投資家にとって、短期の株価上下は予測不可能』ってことなんだろう
だったらド素人の自分にできることは、デイトレーダーのように短期間で全額投入する投資は厳禁で、『その価格なら十分安い』と思えた時に買い増していけるよう、潤沢な資金を必ず手元に残しておくことが、とっても大切なんだろうと思う一日でした
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