〜末長くお付き合いしたい銘柄〜
銘柄コード:4063 銘柄名:信越化学工業
世界に誇る日本の化学メーカー それが信越化学工業!
奥野一成さん(農林中金バリューインベストメンツ常務取締役)の著書である『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』を読んで、はじめて信越化学工業というビックな企業を知りました

信越化学は、塩化ビニル樹脂(配管などの素材)やケイ素樹脂(家電から人工臓器まで様々な分野で使用される素材)、半導体の基盤となる『シリコンウエハ』などを製造している大企業
普段の生活の中で、あまり(全く?)信越化学の製品を意識することはないが、実は、陰ながら我々の生活を支えてくれている、縁の下の力持ち的な存在
シリコンウエハ製造は、規模の経済が働く『参入障壁』(他企業の新規参入を思いとどまらせる壁)が高い業界といわれているが、信越化学は、そんな中でも世界シェア33%も握っている
世界各国の大企業にも負けず、高いシェアを握り続けている信越化学は、間違いなく日本を代表するトップ企業😚
信越化学工業への投資はじめました!
人類の生活を快適にしてくれる自動車、デジタル家電、パソコンやスマホなど、何にでも必要となるのが半導体
半導体製造のため、高品質なシリコンウエハを世界に提供しているのが信越化学工業
半導体が必要不可欠な世の中が続く限り、信越化学の輝きが失われることなどあり得ないだろう!
初心者ながらにそう感じた私は、信越化学に投資することを決めました
これまでの投資状況
信越化学工業にはじめて投資したのは2023年3月(R5年)。当時株価は3,805円で、100株約38万円買いました
その後、生成AIのテーマで盛り上がった半導体銘柄。信越化学も上昇気流に乗り、2024年7月、株価は一時6,874円(100株約68万円)まで上昇!
その時、評価額で1.7倍まで値上がりしたけれども、『まだ上がるでしょ!2倍まで上がったらさすがに利確しようかな』と思い、売りのタイミングを待つことに。ただ、世の中そんなに甘くなく、株価はズルズル下がっていきました
今の状況はというと・・、AI銘柄の人気も一服で、トランプさんの関税政策という超ど級ボディーブローをモロにくらい、2025年4月4日(金)終値で株価は3,894円まで大幅下落
くそ〜、6,800円で売っていれば30万円の利益を得ることができたのに・・なんて浅はかな欲望も捨てきれずだけど、そんな時は、決算内容を見返して信越化学の底力を再確認し、将来の株価上昇というビックイベントを信じ、握力全開で辛抱強く握り続けます!
信越化学工業の強み
自己資本比率 82.7%(引用:同社HP)
☞ 安心圏70%を軽く超えており、超健康体!借金で首が回らなくなるようなことはないだろう!
ネットキャッシュ 約5,711億円もある堅実でリッチな会社
☞有利子負債は約190億円しかなく、現金同等物は約5,901億円もある。企業の金持ち度合いを示すネットキャッシュ(現金同等物−有利子負債=ネットキャッシュ)は5,711億円という優良お金持ち企業!
☞超リッチなネットキャッシュは、寝てる間に転がり込んできたものではない!!これまで堅実に世界に幸せ(製品)を提供し、世界からお礼(利益)をたくさんもらってきたことの証。世界の大企業から信頼を勝ち取るパワーと魅力を持つ会社なんだから、これからも着実に成長してくれるはず!
配当性向40%を維持しつつ、余剰現金は原則自己株外に充当
☞文句のつけどころない、投資家フレンドリーなスタンスがとてもありがたい
四季報を見つつ『保有継続の判断は間違ってないんだよ』と再確認するのです
株価下落で、さらに買い増ししました
2025年4月3日と4月4日に『頭と尻尾はくれてやれ』の投資格言に乗っかりつつ、
4,488円で100株(44万8800円の買い)
4094円で100株(40万9,400円の買い)
で買い増ししました
ヒトは宇宙旅行を夢見てロケット開発を進めているし、ドライバー不足の物流業界を救うべく自動運転のクルマやドローンなどの開発にも取り組んでいる
建設現場などでは、無人の重機が遠隔操作され、昼夜問わず働く時代が到来している
それら技術進化の現場を見ると、必ずそこにあるのが半導体であり、シリコンウエハである
ヒトの夢は終わらない。そして、人の夢が続く限り、信越化学の躍進も止まらない!
目先の株価に一喜一憂せず、長い目で見てボチボチ投資していこう
冬長くとも、春は訪れ、花は咲く!

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