【指標】初心者にも簡単!増配も期待できる高配当銘柄を『営業キャッシュ・フロー』と『フリーキャッシュ・フロー』を使って見つける!

投資手法

今年、投資人生ではじめて、半導体銘柄(レーザーテック)で-50万円超の高額損切りを実行

そんな苦い経験を経て、自分なりに確立したいと思うに至った投資スタイルは『高配当株投資』

今回は、高配当維持や増配が期待できる銘柄を探す時に、気軽にチェックできる指標についての記事を掲載!

まずは、高配当株投資をするうえでの大きな基準

自分がブレずに続けていきたいと思う高配当株投資の基準は、

株価収益率(PER)×株価純資産倍率(PBR)
 で15倍以下
配当利回り3%以上か、今後3%超えが
 期待できる
過去5年程度の業績が、多少のデコボコは
 気にせず、右肩上がりになっている

といったもの。プロの投資家ではないので、もちろん難しい指標などは使いこなせない💦

それでも、高配当を維持してくれる優良銘柄や、増配が期待できるお宝銘柄を見つけたい。減配もできるだけ避けたい。

そんな欲張りな私の願いを叶えるため、何か使える指標はないだろうか?

それも、初心者がストレスなく理解できる簡単な指標がいい!

そんな思いで調べてみると、ダイヤモンド・ザイが、簡単で使える指標を紹介してくれていた。

高配当維持や増配のために必要な条件としてダイヤモンド・ザイが注目ていたのが『キャッシュ(現金)が潤沢な会社』であること。昨今、株主還元の強化という大きな流れがある中で、現金を沢山もっているお金持ちな会社は、増配等で株主還元してくれる期待値も高い!

ダイヤモンド・ザイが紹介してくれた、初心者にも優しい指標

でも、会社がキャッシュを沢山もっているか、どうやってチェックすればいいの!?

そんな疑問にもダイヤモンド・ザイ(2026年1月号で)が分かりやすく解説してくれていた。

『お金持ち企業か?』を見抜くための指標は、

営業キャッシュ・フローマージン (営業CFマージン)

フリーキャッシュ・フローマージン (フリーCFマージン)

の2つが使えるとのこと。これは、とってもシンプルかつ、簡単に確認することができるので、自分にとってもしっくりきた🤗

営業キャッシュ・フローマージンとは?

まず『営業キャッシュフロー』とは、ざっくり言うと、企業が本業の営業活動で得た現金のこと。

例えば、本業で100万円の現金収入があり、活動費用が40万円発生していれば、

現金収入100万円 - 営業費用40万円 = 60万円(営業キャッシュフロー) 

となる。

次に『営業キャッシュ・フローマージン』については、以下の計算で算出する指標のこと

式にすると難しく感じるかもしれない・・・。でも、意味は超簡単。

会社が品やサービスを提供した対価として得た金額(売上高)に対して、どれだけ効率的に現金を手に入れることができているか

得た現金(営業CF)が大きければ大きいほど、営業CFマージンの値(%)も大きくなる。

ダイヤモンド・ザイの記事では、直近5年間平均の営業CFマージンが7%以上が望ましいとされていた。

フリーキャッシュ・フローマージンとは?

まず、『フリーキャッシュフロー』についてざっくり言うと、本業の営業活動で得た現金(営業CF)から、必要な投資支出を差し引いた後に残る「自由に使える現金」のこと。

例えば、営業CFとして60万円の現金を手にした会社が、新しい工場を建てるため10万円使ったとしたら、

現金60万円 - 投資支出10万円 = 50万円(フリーCF) 

となり、残った現金(フリーCF)の50万円は、会社が自由に使える現金と整理される。

次に『フリーキャッシュ・フローマージン』とは、以下の計算で算出される指標のこと

これも式にするとややこしく感じるかもしれないが、意味は超簡単。

会社が営業活動で得た金額(売上高)に対して、どれだけフリーキャッシュフロー(会社が自由に使える現金)を確保できているか

を表している。自由に使えるお金(フリーCF)の金額が大きければ大きいほど、フリーCFマージンの値(%)も大きくなる。

ダイヤモンド・ザイでは、直近5年間平均の営業CFマージンが3%以上が望ましいとされていた。

保有銘柄をチェックしてみた(Japan Eyewear Holdings【5889】)

自分の中で高配当銘柄の保有銘柄としてお気に入りのJapan Eyewear Holdings【5889】(ジャパン アイウェア ホールディングス(以下、JEH)

さっそくJEHのホームページで2025年1月期の有価証券報告書をチェックしてみると、すぐに売上高(売上収益)や営業CF、投資CFが把握できた

この金額を基に、エクセルでパパッと計算。ちなみに、投資によるCFは、投資を行った年は、会社にとって現金支出となるので、金額はマイナス表示(現金が減っている)となる

さきほど紹介した数値の目安は『営業CFマージンが7%以上』、『フリーCFマージン3%以上』であったところ、JEHはどちらの数値も楽々上回っている状況。

『高配当の裏付けとして、しっかりとした実入り(現金収入)があることが再認識できた。この分だと、今後の増配も期待できるかも🤗

まとめ

配当ってお小遣いのようで、もらえるとすっごく嬉しい。成長株投資のような派手さはないけど、コツコツ配当収入が増えるよう高配当銘柄に投資をしていくことは、畑で農作物を育てているような感覚に似ていて、育つ収穫物(配当金)を見て充実感を得ることができると思う。

株価下落の局面でも、不安にならず『高配当銘柄のバーゲンセール到来だ!』と、逆にワクワクできる。そんな点が気に入っているので、これからも『営業CFマージンが7%以上』、『フリーCFマージン3%以上』の指標を参考としつつ、お宝銘柄を探していきたい🥰

本記事をご一読いただきありがとうございました!

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